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あぶぶろ

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地球に優しい雷。

鈍い紫色の光が夜空を覆う。
重く空気を振動させ、窓を揺らす。
時折響く地上への落下音が、その凄まじいまでの威力を感じさせた。
窓にふきつける大きな雨粒は、激流となり流れ落ちる。
地面を波打つ水溜りへと変え、土を巻き上げながら海へと戻っていった。
激しかった雷雨も通り過ぎ、今では虫の長閑な鳴き声が夜に木霊する。
先程までの喧騒が嘘のようだった。
だが、嘘でない証拠が残っている。
・・・うちはまだ怯えていた。


雷が恐いわけじゃないの。
そりゃあ直撃したり感電したりは恐いとは思うけど、どっかで光って鳴ってるだけの雷なら恐くないの。
・・・普段は。

うち、このとき会社にいたんですよ・・・。
会社と家と、状況は雲泥の差なわけで。
結構激しい雷雨だったんですけど、もし万が一、会社で停電が起ころうものなら・・・。
ああ、考えただけでも恐ろしい。

よく漫画とかである「ああああ、入力中のデータが消えちまったああ!!」って話じゃなくてね。
いや、結果は違うけど同じようなものか。
つまりは停電しちゃうと今まで動いてた機械が止まったりするってわけ。

もちろん非常用発電機はあるから1,2時間の停電だって大丈夫なわけなんだけど、非常用発電機が動いてしまう時点で困ってしまうんだなこれが。

一瞬だけ停電して電気が通らない状態に瞬間的になったとき、機械によって止まるものとか止まらず運転するものがある。
機械によってはその瞬停対策とかしてるのもあるんだけど、とにかく万が一を防ぐために全部確認しなきゃならないと。
非発動いちゃったら完璧に停電だから、そっちのが大変。
復電したら非発とめて戻さないといけないしね。
上司に電話とかもしなきゃいけないしね・・・。

兎に角、停電しちゃうと色々と大変なわけなんですな。
雷が鳴った時点で停電対応の要領書をチェックしたり・・・。
ほんと雷って恐いわ。
―――でも地球にとって大切な自然現象らしい。



家での雷は楽しめても、会社では絶対に楽しめないってこと。
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