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あぶぶろ

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耳をすませば。

聞こうと思わなければ聞けなくて。
見ようと思わなければ見えなくて。
人間の意識の話。
学生の授業中とか。例え先生の話を聞いていたとしても、自分の意識が窓の外の風景など授業に関係ない方に向いていたら、話は耳に届いていても意識には届くことが出来ず、その授業で何を言っていたのか覚えてないということになる。
つまりは、意識して聞こうとしないと、例え耳に声が届いていたとしても頭の中には入ってこないのである。
だが、これにはある種のキーワードみたいなものが存在したりする。
全然意識せずに会話を聞いていても、このキーワードが聞こえるとハッとして急にその会話に意識が向くのだ。
一番簡単な例だと名前。
まったく関係のない人たちが会話していても自分は意識しない。だけどその会話の中で自分の名前が出たとする。一体何の話をしていたのかわからないけど、間違いなく自分の名前が出た、と気がつく。
そんな自分だけの「意識が向く言葉」というのが存在するのである。



珍しく電車乗りました。
いえ・・・田舎だから汽車ですよ。嘘つきました、すみません。
そんな中、大学生くらいの男たちが数人で会話してました。
電車の中で声を立てて笑ったり。
まぁノーマナーというほどのことでもない。
うちは関係ないと思って目を瞑って寝ようとしてました。
意識は暗闇へと。寝れはしないけど、限りなく近くへ。
周りの会話なんて雑音として聞こえていても、頭の中には入ってきません。
・・・そんな時でした。



 「んじゃあ戻ったら繋ぐから」



―――ピクッ。
うちの意識が少しだけこの言葉に反応しました。
何で?とか聞かないで下さい。きっと分かるはずです。
睡眠へと向かっていたはずのうちの意識はリアルへと向き始めます。
だけど、これだけではまだまだ。
うちの目を開かせるには足りません。



 「どっか狩りいこう」



カッ!!
うちの瞳が見開かれました。
だがまだだ!ここで奴らを見てしまっては向こうも気づいてしまう。そうなればうちも同類だってばれてしまうではないか!?
それにだ。まだ奴らがアレをプレイしているということが決まったわけではない。
勇み足はいかん!
ここは知らないふりだ。もう意識を傾けることなくやつらの話をスルーするんだ!
やつらなんか知らない。
やつらの正体なんか分からなくてもいい!



 「    ギルD    」



あんたら一体どこの誰だったんだあああああ!!!??
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