>

あぶぶろ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

最後のひと・・・。

気がつけば一人だった。
3人の仲間はいずれも消え去り、残されたのは自分だけ・・・。
そんな自分を周りの連中は嘲笑う。
自分たちは生まれてきてはいけない存在だった。
世界に害を及ぼす異端児として誕生し、4人一緒に成長しながらも、外界からの視線は痛く、常に身の危険を感じていた。
怖くない・・・と言えば嘘になる。
いつかこんな日が来るのではないかと覚悟はしていたが、実際に来てみるとこれほどの恐怖とは思わなかった。
一人目が消えたとき、あまりの恐怖に声が出なかった。二人目が消えたとき、自分もいつかは消えるのだと再度覚悟を決めた。三人目が消えたとき、もう何も感じなかった。
そして今。
自分ももうすぐ消えてなくなる。
そう思うと途端に恐ろしくなった。これで終わり。確かに存在していたのに、その瞬間なくなってしまうのだ。
・・・消えたくない。





彼の存在に嫌悪を抱いていた周りの連中は、喜んでその事実を迎えることだろう。
彼が消えることは変えられない運命ではあるが、うちは彼のことをずっと忘れない。

朝起きても。
お昼過ぎても。
寝る前にも。

きっと彼のことを想い出すに違いない。
【“最後のひと・・・。”の続きを読む】
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。