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あぶぶろ

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やはり親友。

完璧な存在などありえないように。
・・・。
人間もまた、完璧ではない。
それ故に、人間は完璧を求める方向へと彷徨い歩く。
試行錯誤を繰り返し、手練手管に奮闘し、ただ完成たるを求めて直走る。
・・・。
それなのに、だ。
それなのに人間は、完璧でないものを愛しむ。
弱きを護り。
儚きを尊び。
欠点を愛す。
人間とはこのような生き物だ。
完璧を求めつつも、完璧でないものを求める。
矛盾の生き物だ。





どれほど親友であっても。



仲の良い友達。
だが、どんな友達にも完璧なモノはいない。

時々イラッっとくることもある。
それでも友達をやめたいなんて思わない。
一緒に遊ぶのは楽しいし、もし、もう永遠に会えないなんてことになれば間違いなく泣くだろう。
・・・時々イラッとくるのに、である。



それはきっと・・・。


男女間の愛とは違うが。
それでもうちは奴を愛しているのだろう。














大学の頃の話。


よく5人くらいの集団で授業を受けていた。
1年次からの付き合いで、仲がよくなった集まりだ。
講義もなるべく同じものを取ったりしていた。

講義中も集まって座り、こそこそと小声で喋ったり、しりとりで声を出す代わりにノートに絵を描いて繋げていくという遊びをよくしていた。
大学の講義である。
当然のように休むメンバーも居る。
毎回休むわけではないが、そんな者は他のメンバーからノートを借りてしまえばいいことだった。

メンバーの中にAがいた。
Aは勉強はあまりできないやつであったが、それ故か、ノートを欠かさずとっており、うちらのメンバーも彼を頼りにしていた感があった。
ただ・・・。
・・・・・・。
奴は性格がちょっと・・・・・・あれだった。

いや、友達なのだよ?
本当に仲は良いのである。
他のメンバーにも言えることだが、各々個人的に好きでない部分もやはり目に付くわけだ。きっとうちにも、それぞれの者が好きじゃない部分があったことだろう。
それでもだ。
うちらは仲の良いグループだった。



ある日の出来事。






Aは自分の立場が有利なとき、限りなく傲慢になれるという特技を持っていた!!









時は夏休み前。
前期試験を数日後に控えた大学内。








「なぁ、A。ノート貸してくんない?」


「ん? ただで貸すとでも思ってんの?」



うちらは驚かなかった。
Aは必ず何かを要求してくるだろうことは分かっていた。
それがAだからだ!



「全員で焼肉とか、何でも奢ってやるからさ」


「んー・・・・・・、そんだけ?」


「・・・いや。他に何かあればするけども・・・・・・」


「そうだなぁ・・・」


















「今から3回まわってワンッって鳴け」













こいつ・・・・・・。

今は講義直前の教室でのこと。
次の講義を受けるために、うちら以外にも数十人の学生たちが教室に居たのである。
その中で、今すぐにしろと言う・・・。









「まじか・・・・・・」


「やったらノートは貸す」








うちらはミニ会議を開いた。
ノートは欲しい。でもそんなことはしたくない。
したくはない。
それでもノートがないと非常にまずい。












「・・・わかった」


「んじゃやれ」











それは何かの儀式のようだった。
一人の男を囲むように立っていた四人の男。
その四人が突然回りだし、そのあと「ワンッ」と言ったのである。
・・・。
教室内の視線が全身に突き刺さったことは言うまでも無いだろう・・・。










「ほらっ!したぞ!!ノート貸してくれよな」



うちらは揃って声を上げた。
こうすることで、教室内の人たちに「ノートを貸してもらうために仕方なく行った」という事を知ってもらうためだった。
我々はしたくてしたんじゃない!
ノートのために仕方なかったんだ!!













「おまえら・・・・・・犬があんな風に鳴くと思ってんのか?」












鬼がそこにいた・・・。
奴は満足でなかったようだ。
うちらにもう一回ちゃんと犬のマネで鳴けと要求してきた。
まぁ、ここでもう一度やるのも同じことである。
教室の人たちは、うちらを見てる人もいれば、もう別のとこに意識をしている人も大勢いた。まぁ耳は傾けていたことだろうが・・・。

そしてうちらはもう一度鳴いた・・・。
まさに鬼の所業であった。







なんとかノートのコピーを約束することに成功。
激しく誇りとか目に見えない部分を傷物にされた気がするが、それはきっと勘違いに違いない。試験のためだ。勘違いだ。




講義の準備にと机について、暴君の奴に抗議していた時だった。
うちらと同じゼミで、そこそこ仲の良かった人が近づいてきた。
・・・女性である。







「ねぇねぇ。ノートとってる? もしあったらコピーさせて欲しいんだけど」






そういえば彼女をこの講義で見た覚えが無い。
出席とらないことをいいことに、ずっとサボっていたのだろう。
だが・・・。









やめておけえええ!!!








さっき大恥をかかされたうちら四人はそう思った。
奴は非情だ。
きっと・・・いや、間違いなく同じことを要求するに違いない!!
















「ノートが欲しいのか・・・。それなら」














A!お前、それでいいのか!!
相手は女性だぞ!!
女性にも同じように酷いことをさせるというのかああああ!!







お前・・・・・・最悪だ!!!!


























「三回まわってニャンと鳴け!!」


































最高だ!!!!
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コメント

オチがいまいち!

  • 2006/04/13(木) 00:17:58 |
  • URL |
  • ちょぴ #-
  • [ 編集]

辛口だな・・・。
だが同感だ!ネタがないんだ!!

  • 2006/04/13(木) 17:46:58 |
  • URL |
  • AB #QXRaNfI.
  • [ 編集]

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