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あぶぶろ

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まだ聴こえぬ音。

たった一度でいい。
心に残る一音というものを聞いてみたい。
・・・話は物語へと飛躍する。
『カイルロッドの苦難』という名作がある。卵から生まれたと言われる王子が、国を救う為に旅立ちながらも、自分の出生の秘密、世界を滅ぼそうとする存在に立ち向かっていく物語である。
大まかな概要であるが、この物語の後半に水晶のような存在と語り合う場面がある。そのときに、カイルロッドが「世界が平和でありますように」と祈ると、どこまでも広がる透き通った音が聞こえたというのだ。
リィィィィィン
曇りの無い水晶のように。どこまでも響いて行く、たった一つの音。
・・・。
たかが小説の一場面。フィクションであること疑いないのに。それなのに。
その音が気になってしょうがない。
いつも考えているわけではない。ふとした瞬間に思い出しては、どのような物ならその音を響かせることができるかなんてことを考えたりしている。
ガラスの割れる音。それだともっと鋭く尖った音になって、すぐに消えてしまいそうだ。
風鈴の音。優しく心響く音だが、透き通った音とはとても言えない。
極稀に。
ガラスのコップを洗って仕舞う時に、隣にあるコップに当たってしまうことがある。その時に響く音。高く澄んだ一音にハッとすることもあるのだ。
石のように自然のもの。
ガラスのように人工のもの。
どちらでも構わない。
ただ一度聴いてみたいものである。






閑話休題。






ネタが無いときは閑話休題にかぎるなぁ。
冒頭で書きたいこと書いちゃったので何もなくなっちゃった。
よくTVで世界遺産とかの番組で絶景を映したりしてる。それを見て「一度でいいから自分の目で見てみたいなぁ」と思うのと同じことだろう。うちの場合、それがフィクションで小説だっただけ。
だからこそ存在しないかもしれないわけだが。

歌を聞いて「いい歌だなぁ」って思うことも多々あるけども、やはり一音だけ聞いて心動かされることは今までに一度も無い。
同じ音でも、自然の息吹を感じる広大な大地の中心で聞くのと、電子の低音を奏でる自室で聞くのとでは雲泥の差があるだろう。つまりは環境によって聞こえる音も違ってきてしまうわけだ。

それすら乗り越えて響く一音と言うものを聴いてみたい。






・・・と、妄想癖のありそうなうちが言ってますよ。







夏、始まりました。





我が家でも軒下に風鈴が揺れるようになりました。
やっぱり心温まる良い音だと思うんですよね。
たまーに響くその音が、妙に日本人の心の里に響き渡ると言うか。
まぁ日本独特のものですからね。外国人の方々にはわかってもらえないかもしれない。
・・・と思ってたんですが。

強風の中の風鈴なんて百害あって一利なし!!!

外し忘れてただけなんですけどね。
窓開けて寝てるんですが、ふと目が覚めると凄い音が響いてるわけです。風の音に乗って、風鈴の音が響く響く・・・。
ありゃあ絶対に近所迷惑になってたね。隣の家の人とか気が付いて起きてしまったに違いない。慌てて取り外しに出ると、ちょうど母親とばったりと。向こうも同じことに気がついて、慌てて外しにきたらしい。




やっぱねぇ。
風情って言うけども、風情に合った環境がないといけないわけだ。
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